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内容紹介・もくじなど
内容紹介:「角倉本」とも云はれる。德川初期の慶長年間に光悦が自家の能筆をもつて、從來寫本であつた文學的古典を書き、いはゆる「光悦本」の優麗なる善本を印行したのは此の謠本が最初である。謠曲の數は五百番にも達するが、その代表的なものは此の百番をもつてほゞ盡される。その字句にも、その節附にも流布本以前の古い姿を見、併せて光悦の能筆をも鑑賞し得る珍重すべき特色を有する、舊帝室御物の複製である。
内容紹介:「角倉本」とも云はれる。德川初期の慶長年間に光悦が自家の能筆をもつて、從來寫本であつた文學的古典を書き、いはゆる「光悦本」の優麗なる善本を印行したのは此の謠本が最初である。謠曲の數は五百番にも達するが、その代表的なものは此の百番をもつてほゞ盡される。その字句にも、その節附にも流布本以前の古い姿を見、併せて光悦の能筆をも鑑賞し得る珍重すべき特色を有する、舊帝室御物の複製である。
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