内容紹介：山田浩之京都大学名誉教授が提唱した「一つの文化経済学的アプローチ」を、新しい文化経済学的思考を基に、芸術文化活動による「地域づくり」「まちづくり」を学び、検証する。
もくじ情報：第１章　地域社会における民間非営利経済行動；第２章　文化芸術支援・振興と地域づくり；第３章　地域づくりと文化産業振興―ひょうごのグレイター神戸の事例を中心として；第４章　地域づくりと日本型フィランソロピーの可能性―文化経済学と財政学的接近からみた試論；第５章　新しい文化産業振興策―エコミュージアム・新芭蕉博物館；第６章　地域づくりの文化経済学的研究会事始め―伊賀地域と英国ストラットフォードにおける文化産業の振興策についての比較研究

高島　博(タカシマ　ヒロシ)
１９４７年１月１日三重県伊賀上野市生まれ。１９７４年神戸商科大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。１９７４年神戸学院大学経済学部専任講師（財政学）。１９７５年６‐９月一橋大学大川政三教授・石弘光教授の下へ内地留学。１９７６年同助教授。１９８１年９月‐１９８２年９月英国バッキンガム大学ビジティング・スカラーの資格で留学（Ａ．Ｔ．ピーコック教授の下）、ロンドン大学ＬＥＳへ聴講（Ａ．Ｒ．プレスト教授の下）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）