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出版社名:御茶の水書房
出版年月:2010年9月
ISBN:978-4-275-00898-5
396P 21cm
自由と自律/叢書アレテイア 12
仲正昌樹/編 橋本努/〔ほか〕著
組合員価格 税込 4,158
(通常価格 税込 4,620円)
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内容紹介・もくじなど
「自分のことを自分(だけ)で決める」能力としての「自律」は、近代的な「自由」観の中核に位置付けられ、「自律的な主体」像は政治・社会哲学の暗黙の前提とされてきた。しかし、近年、心の哲学や認知意味論、精神分析などにおいて、「自律」の意味が根源的に問い直され、「自律」と結びついた「自由」の余地が徐々に狭まっている。ジェンダー研究、自由論、環境哲学などでは、「完全な自律」を必ずしも前提としない、「社会」と「人間」の理想像が探求されつつある。大きく変貌しようとしている「自由と自律」の再考を通して、新しい政治・社会哲学の可能性を展望する。
もくじ情報:自由と自律;全的自由の立場;政治的自律と民主主義的討議…(続く
「自分のことを自分(だけ)で決める」能力としての「自律」は、近代的な「自由」観の中核に位置付けられ、「自律的な主体」像は政治・社会哲学の暗黙の前提とされてきた。しかし、近年、心の哲学や認知意味論、精神分析などにおいて、「自律」の意味が根源的に問い直され、「自律」と結びついた「自由」の余地が徐々に狭まっている。ジェンダー研究、自由論、環境哲学などでは、「完全な自律」を必ずしも前提としない、「社会」と「人間」の理想像が探求されつつある。大きく変貌しようとしている「自由と自律」の再考を通して、新しい政治・社会哲学の可能性を展望する。
もくじ情報:自由と自律;全的自由の立場;政治的自律と民主主義的討議;リバタリアニズムにとってリバタリアン・パターナリズムとは何か;リベラルな普遍主義?―ヌスバウム流リベラル・フェミニズムへの問い;掘り起こされ、芽生えてゆく自由―フェミニズム理論の第三の波;意識覚醒(CR)とフェミニズム認識論;構築主義の内なる「本質」―性的指向性と差別是正の論理;性の自己決定と“生”の所存―性的指向の“越境”をめぐって;生死をめぐるモラル・ディレンマ:『私の中のあなた』の物語世界から見えてくる“自己決定”の不可能性;専門職の「自律」の転換―医学研究を監視するのは誰か;コミュニケーション的理性からミメーシスへ―現代におけるシステムの構造転換と抵抗の行方;資本制と時間―その基礎的構造とわれわれの生;カニバリズムの楽園:動物と人間の境界をめぐる思想的問題
著者プロフィール
仲正 昌樹(ナカマサ マサキ)
金沢大学法学類教授。政治思想史・法理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
仲正 昌樹(ナカマサ マサキ)
金沢大学法学類教授。政治思想史・法理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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