内容紹介：筑豊出身の二人の女性が、記憶を付き合わせ、少女時代に生きた筑豊の街をたぐり寄せる。エネルギー政策転換の時代に必死に生きた人々の姿が浮かび上がる。
もくじ情報：賑わう町から（炭坑から地鳴りが響いてきた；ヤクザの宮参り　ほか）；ひもじい（子どもが「ボタ拾い」をして働いた；わたしも働いていたけれど　ほか）；在日朝鮮人（朴政子さん；政子さんの想い　ほか）；三年七組と林先生（集団就職；三年七組　ほか）；筑豊の幕は降りたが（筑豊に育って；ふるさと　ほか）