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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
荒井 裕樹(アライ ユウキ)
1980年、東京生まれ。2009年、東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員。専門は日本近現代文学・障害者文化論。ハンセン病・身体障害(脳性麻痺)・精神障害の当事者たちの文学活動や社会運動の研究、および医療施設における自己表現活動の支援に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 荒井 裕樹(アライ ユウキ)
1980年、東京生まれ。2009年、東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員。専門は日本近現代文学・障害者文化論。ハンセン病・身体障害(脳性麻痺)・精神障害の当事者たちの文学活動や社会運動の研究、および医療施設における自己表現活動の支援に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
もくじ情報:隔離する文学―「癩予防協会」と患者文学の諸相;「断種」を語る文学―ハンセン病患者の文学にみる優生思想;“身振り”とし…(続く)
もくじ情報:隔離する文学―「癩予防協会」と患者文学の諸相;「断種」を語る文学―ハンセン病患者の文学にみる優生思想;“身振り”としての「作家」―北條民雄の日記精読;「癩」の「隠喩」と「いのち」の「隠喩」―北條民雄「いのちの初夜」と同時代;御歌と“救癩”―近代皇族の文学はいかに問い得るのか;「病友」なる支配―小川正子『小島の春』試論;ハンセン病患者の戦争詩(近くて遠い詔勅;隔離の中の“大東亜”);「療養文芸」の季節―“弱さ”の自画像;文学が描いた優生手術―ハンセン病患者は「断種」をいかに描いてきたか?