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ままごと遊びで、なぞの子どもと出会います。 「かまどんちゃん」は、いつも隅っこのほうで、草や花を使って、おいしいままごと料理を作ってくれる、静かな女の子です。どこからともなく現れて、ままごと遊びの仲間に加わりますが、どこに住んでいるのか誰も知りません。ある日、だるまちゃんが女の子たちとままごと遊びをしていると、どこからか、こげたようなにおいがしてきました。あたりを見まわすと、近くの家からけむりが出ています。だるまちゃんはかまどんちゃんと一緒に、火元を消そうと奮闘します。 『だるまちゃんしんぶん』にも登場した「かまどんちゃん」は、東北地方の岩手、宮城に伝わるカマド神がモチーフです。カマド神…(続く)
ままごと遊びで、なぞの子どもと出会います。 「かまどんちゃん」は、いつも隅っこのほうで、草や花を使って、おいしいままごと料理を作ってくれる、静かな女の子です。どこからともなく現れて、ままごと遊びの仲間に加わりますが、どこに住んでいるのか誰も知りません。ある日、だるまちゃんが女の子たちとままごと遊びをしていると、どこからか、こげたようなにおいがしてきました。あたりを見まわすと、近くの家からけむりが出ています。だるまちゃんはかまどんちゃんと一緒に、火元を消そうと奮闘します。 『だるまちゃんしんぶん』にも登場した「かまどんちゃん」は、東北地方の岩手、宮城に伝わるカマド神がモチーフです。カマド神は、釜神さま、釜どんさま、などとも呼ばれ、家の火難よけ、魔よけとしての、火の守り神と言われています。 91歳の加古里子さんが、東日本大震災と津波に被災された方々への鎮魂と慰霊、そして、原発事故への警鐘をこめて作った「だるまちゃん」の最新刊です。
内容紹介・もくじなど
だるまちゃんが、となりの町へあそびにいったとき、女の子たちがままごとあそびをしていました。とても楽しそうだったので一緒にあそんでいると、こげたにおいがしてきてきて…。
だるまちゃんが、となりの町へあそびにいったとき、女の子たちがままごとあそびをしていました。とても楽しそうだったので一緒にあそんでいると、こげたにおいがしてきてきて…。
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