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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
飴村 行(アメムラ コウ)
1969年福島県生まれ。東京歯科大学中退。2008年、『粘膜人間』で第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞し、デビュー。10年、『粘膜蜥蝪』で第63回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 飴村 行(アメムラ コウ)
1969年福島県生まれ。東京歯科大学中退。2008年、『粘膜人間』で第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞し、デビュー。10年、『粘膜蜥蝪』で第63回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日本には古来、国家に所属しない民がいた。“モグラ”と呼ばれる彼らは、現代文明を拒否し、自ら掘った地下洞窟で独自の発展を遂げていた。北関東の小仲代郡獅伝町にある彼らの棲家“トンネル”には、約一万人の粗暴なモグラがいる。行ったら必ず殺される。その危険な秘境に美人妻が消えてしまった。博人は妻を捜しに身命を賭してトンネルへ向かうが…。闇が織りなす迷宮世界に誘う怪奇幻想長編。
日本には古来、国家に所属しない民がいた。“モグラ”と呼ばれる彼らは、現代文明を拒否し、自ら掘った地下洞窟で独自の発展を遂げていた。北関東の小仲代郡獅伝町にある彼らの棲家“トンネル”には、約一万人の粗暴なモグラがいる。行ったら必ず殺される。その危険な秘境に美人妻が消えてしまった。博人は妻を捜しに身命を賭してトンネルへ向かうが…。闇が織りなす迷宮世界に誘う怪奇幻想長編。