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思わず数えたくなる、楽しい数の絵本。 燭台に灯のともったろうそくが、1本。女の子のお下げに結ばれたリボンは、2個。器に盛られたりんごは、3個。並んだスプーンは、4本。ぴょんぴょん跳ねてるこうさぎは、5羽。ブルーナさんならではの明快なフォルムと明るい色づかいで描かれた、「数」の絵本です。子どもにとって身近なものや、動物が次々と登場し、その横には大きく書かれた数字が配置されています。子どもは、数を数えるのが大好き。数に興味を抱き始めた子どもにとって、ひとつひとつ指さしながら数えることは、自分の世界を広げてくれる楽しい「知」の体験です。 ブルーナさんは言います。「見ているうちに、色の楽しさにワ…(続く)
思わず数えたくなる、楽しい数の絵本。 燭台に灯のともったろうそくが、1本。女の子のお下げに結ばれたリボンは、2個。器に盛られたりんごは、3個。並んだスプーンは、4本。ぴょんぴょん跳ねてるこうさぎは、5羽。ブルーナさんならではの明快なフォルムと明るい色づかいで描かれた、「数」の絵本です。子どもにとって身近なものや、動物が次々と登場し、その横には大きく書かれた数字が配置されています。子どもは、数を数えるのが大好き。数に興味を抱き始めた子どもにとって、ひとつひとつ指さしながら数えることは、自分の世界を広げてくれる楽しい「知」の体験です。 ブルーナさんは言います。「見ているうちに、色の楽しさにワクワクしたり、思わず数を数えたくなったりすることができる、そういう楽しみを第一に考えてつくります」と(『ディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと』講談社・編より)。楽しくって、わくわくできる、そんな数の絵本をブルーナさんが届けてくれました。
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