各教科の教科書に出てくる言葉だけでなく、普段の生活の中で目や耳にすることを多く盛り込んでいるので、語彙や知識を総合的に広げることができます。例えば、あじさいの花がどのようなものかを知っていれば、物語や俳句の情景を理解できるように、語彙や知識は文章を読む力を高め、表現を豊かにします。「わかる」「解けた」という達成感は、勉強する楽しみへとつながります。勉強の楽しみを知ることは、自ら机に向かう意欲になります。コラムでは、さまざまな分野の話を扱っています。知らない世界に触れることで、興味の幅を広げたり、自主的に調べる癖がつきます。
もくじ情報：１　クレイジーマウンテン（１‐１～１‐１６）；２　ソルト・リバー（２‐１～２‐２３）；３　ラクダ・デザート（３‐１～３‐２３）

中島　克治(ナカジマ　カツジ)
１９６２年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。博士課程に進んだ後、母校である麻布学園中学・高校の国語科教諭となる。人間性を育て深めるために、読書への関心を高めるための指導を精力的に行う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）