子どもたちが道徳とは何かを自分自身で考えられるよう、「ためらいの倫理学」以来問題提起をしてきた編著者とともに学ぶ。その２巻目

もくじ情報：１　道徳的なふるまいについて考えてみよう（「うそ」をついてはいけないの？；もっと考えてみよう　正直は割にあわないか？；本当の正義ってなんだろう？；人はなぜルールを守らなければならないの？；もっと考えてみよう　「正しい意見」を言っているだけで、よいのか）；２　「いじめ」について考えてみよう（なぜ、いじめをしてはいけないの？；言いたいことはなんでも言ってもいいの？；あなたの「ふつう」とわたしの「ふつう」はちがう？；もっと考えてみよう　個性的な能力をどのようにつかうのか）；３　さらに考えてみよう（話せばわかるって、本当なの？；なんのために勉強するの？；もっと考えてみよう　未来を変えるのは、「あなた」かもしれない）

内田　樹(ウチダ　タツル)
１９５０年、東京都生まれ。思想家。武道家。東京大学文学部仏文科卒。専門はフランス現代思想。神戸女学院大学名誉教授。京都精華大学客員教授。合気道凱風館館長。小林秀雄賞などの他、著作活動全般に対して伊丹十三賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）