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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
高橋 隆一(タカハシ リュウイチ)
東京都生まれ浅草育ち。早稲田大学法学部卒業。1975年に裁判官任官後、31年間の長年にわたり民事・刑事・家事・少年という多種多様な事件を担当。2006年3月千葉家裁少年部部長裁判官を最後に退官。その後、2006年4月遺言や離婚契約の公正証書の作成などに携わる公証人になる。2016年8月退職。現在弁護士(東京弁護士会所属)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 高橋 隆一(タカハシ リュウイチ)
東京都生まれ浅草育ち。早稲田大学法学部卒業。1975年に裁判官任官後、31年間の長年にわたり民事・刑事・家事・少年という多種多様な事件を担当。2006年3月千葉家裁少年部部長裁判官を最後に退官。その後、2006年4月遺言や離婚契約の公正証書の作成などに携わる公証人になる。2016年8月退職。現在弁護士(東京弁護士会所属)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
裁判官といえばその黒い法服から、ドライな印象をお持ちでしょう。ただ、裁判官も人間です。血もあれば涙もある。情にほだされてしまうときだってあります。死刑と無期懲役との間で葛藤もするし、モラルのない弁護士がいれば法廷で怒るときもある。殺人犯の更生を願うときもあります。このような裁判官の本音を語ることには最初は大いにためらいがありましたが、判決の裏の真意をありのまま書いてみることにしました。
もくじ情報:はじめに 人間味に溢れる裁判官たち;第1章 法廷はドラマに溢れている―裁判官の悲しみと涙(死刑にすべき犯人に無期懲役を下すということ;殺人を起こした少年に垣間見た心 ほか);第2章 裁判官だって、最後まで迷っている―裁判官の苦悩と葛藤(オウム麻原に宗教を勧めた男;世間が納得できない裁判についてどう思うか? ほか);第3章 1人でも受け入れてくれるなら説諭をする、たとえ裏切られても―裁判官の温もりと思い(被告人の更生、説諭への想い;説諭をした少年からの言葉 ほか);第4章 裁判官の胸の内―裁判官の怒りと悔しさ(被告人が話を聞いてもらえないことがある;前科をどう捉えるか? ほか);第5章 裁判官こぼれ話(三角関数で事件を証明する検察官;仕送り月35万円でもやめられない高齢女性のクレプトマニア ほか)