内容紹介：高校生の少女・世利は仮そめの巫女となり、神話の剣と運命を見出す！実家が神社を営む世莉。転校生の美青年・神威が彼女の家に現れた夜、事故で、代々伝わるご神体・剣の鞘が世莉に同化してしまう！世莉の力と鞘に悪霊が惹かれるのを防ぎ、鞘を取り出すため神威と奥出雲に向かうが…。
世莉の高校に転校してきた美青年・御巫神威。彼に憧れる女子生徒が多い中、世莉だけは違和感を覚える。銀髪なんて怖い…。しかし、友人は彼を黒髪だと言い、お守り代わりの“鳴らない鈴”は警告するように鳴り響く。その神威が世莉の暮らす神社に現れた夜。ご神体として祀られていた剣の鞘が、事故で世莉の身体に同化してしまう！実は神々を鎮める“神主”だという神威。剣と共鳴する世莉は、その力を狙うものから保護されるかわり、神威が求める神剣のカケラ“玉鋼”集めに協力することに―。エブリスタ１位の人気作！

桜瀬　ひな(サクラセ　ヒナ)
女性作家。ひな名義での作品に、コミカライズされた「君に伝えて…」シリーズ（集英社）ほか、『君をおいかけて』や、『蝶は花に止まりけり』（いずれもＫＡＤＯＫＡＷＡ）など多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）