|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
坂口 安紀(サカグチ アキ)
1964年生まれ。奈良県出身。88年国際基督教大学(ICU)教養学部卒。90年米カリフォルニア大学ロスアンジェルス校(UCLA)修士号(MA)取得。同年アジア経済研究所入所、同地域研究センター/ラテンアメリカ研究グループ長を経て、2018年より主任調査研究員。専門/ベネズエラ地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 坂口 安紀(サカグチ アキ)
1964年生まれ。奈良県出身。88年国際基督教大学(ICU)教養学部卒。90年米カリフォルニア大学ロスアンジェルス校(UCLA)修士号(MA)取得。同年アジア経済研究所入所、同地域研究センター/ラテンアメリカ研究グループ長を経て、2018年より主任調査研究員。専門/ベネズエラ地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
世界最大の石油埋蔵量を誇る産油国ベネズエラ。だが、戦争や自然災害とは無関係に経済が縮小を続けている。その間、治安は悪化、食料供給や医療制度も崩壊の危機にある。四〇〇万人以上が陸路国外に脱…(続く)
世界最大の石油埋蔵量を誇る産油国ベネズエラ。だが、戦争や自然災害とは無関係に経済が縮小を続けている。その間、治安は悪化、食料供給や医療制度も崩壊の危機にある。四〇〇万人以上が陸路国外に脱出し、シリアに次ぐ難民発生国となった。かつて二大政党制を長期間維持し「民主主義の模範」とされた同国に何が起こったのか―。本書は、チャベス大統領就任以降、権威主義体制に変容し、経済が破綻に向かう二〇年間の軌跡を描く。
もくじ情報:プロローグ;第1章 チャベスと「ボリバル革命」;第2章 チャベスなきチャビスモ、マドゥロ政権;第3章 革命の主人公たち;第4章 ボリバル革命と民主主義;第5章 国家経済の衰亡;第6章 石油大国の凋落;第7章 社会開発の幻想;第8章 国際社会のなかのチャビスモ;エピローグ