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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
原田 伊織(ハラダ イオリ)
作家。京都伏見生まれ。大阪外国語大学卒。2005年私小説『夏が逝く瞬間』(河出書房新社)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 原田 伊織(ハラダ イオリ)
作家。京都伏見生まれ。大阪外国語大学卒。2005年私小説『夏が逝く瞬間』(河出書房新社)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
昭和維新という明治への回帰運動が日本を亡国の道へと導いた!日本を軍国ファシズムへと導いた昭和維新は、歴史を歪めた長州人によるテロリズム至上主義から始まっている。幕末…(続く)
昭和維新という明治への回帰運動が日本を亡国の道へと導いた!日本を軍国ファシズムへと導いた昭和維新は、歴史を歪めた長州人によるテロリズム至上主義から始まっている。幕末の志士と昭和の青年将校の共通点とは。なぜ無謀な戦争を始め、一貫性のない戦略を策定し、愚かな戦術を繰り返したのか。それは天皇原理主義者による天皇の政治利用と、政官財の癒着の構図にある。その事実を明らかにするとともに、現代までつながる日本の問題点を浮き彫りにする。
もくじ情報:序章 三島由紀夫自決と「昭和元禄」;第1章 「昭和維新」とは何か(「天誅組」の亡霊;英雄となったテロ実行犯;逆賊となった二・二六事件の将校たち);第2章 暴走する関東軍(無責任な事件収拾と陸軍の政治介入;満州事変;豹変する新聞メディア);第3章 神性天皇の時代(幕末勤皇論の発生;「天下の副将軍」水戸黄門の愚かしさ;昭和維新に登場した吉田松陰;ビジョンなき倒幕クーデター;天皇機関説の抹殺);第4章 象徴天皇の時代(「二度と過ちは繰り返しません」;誰が天皇を引っ張り出したのか;家康の不覚;生き続ける「長州型」政治);終章 一兵卒の戦と母の教え―隷属国家の未来