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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
サルマナザール,ジョージ(サルマナザール,ジョージ)
1679?‐1763。本名不詳。フランス生まれ。ヨーロッパ各地を転々とした後、イギリス国教会に改宗して「フォルモサ(台湾)人」と称する。1703年に渡英。1704年に出版した『フォルモサ』は、現地の詳細な記録として、また、異教徒のイギリス国教会への改宗の軌跡を示すものとして一世を風靡し、各国語にも翻訳されたが、後に詐術であることを告白した。以後は、牧師、文筆家としてロンドンのグラブ・ストリート周辺で暮らし、サミュエル・ジョンソンなど、当時の文人との交流を持った。『ユニヴァーサル・ヒストリー』をはじめとする定期刊行物への寄稿のほか、サミュエル…( ) サルマナザール,ジョージ(サルマナザール,ジョージ)
1679?‐1763。本名不詳。フランス生まれ。ヨーロッパ各地を転々とした後、イギリス国教会に改宗して「フォルモサ(台湾)人」と称する。1703年に渡英。1704年に出版した『フォルモサ』は、現地の詳細な記録として、また、異教徒のイギリス国教会への改宗の軌跡を示すものとして一世を風靡し、各国語にも翻訳されたが、後に詐術であることを告白した。以後は、牧師、文筆家としてロンドンのグラブ・ストリート周辺で暮らし、サミュエル・ジョンソンなど、当時の文人との交流を持った。『ユニヴァーサル・ヒストリー』をはじめとする定期刊行物への寄稿のほか、サミュエル・パーマーとの共著『印刷史』(1732)などを出版したが、1763年、貧窮のうちに没した |
科学的知識と想像力が綯い交ぜとなり、常識や既成概念を次々と突き崩していった一八世紀初頭。宗教・社会制度・日常生活すべてに及ぶその自由な言説空間に偉大なる想像(創造)力をもった謎の男によって放たれ、偽書ながら欧州を席倦、その後の東アジア認識にも大きく影響した世紀の奇書。
もくじ情報:第1巻(位置と大きさ、島の配置;フォルモサで起きた大きな革命のこと;フォルモサにおける政府のしくみ、およびメリヤンダノー皇帝が定めた新しい法に…(続く)
科学的知識と想像力が綯い交ぜとなり、常識や既成概念を次々と突き崩していった一八世紀初頭。宗教・社会制度・日常生活すべてに及ぶその自由な言説空間に偉大なる想像(創造)力をもった謎の男によって放たれ、偽書ながら欧州を席倦、その後の東アジア認識にも大きく影響した世紀の奇書。
もくじ情報:第1巻(位置と大きさ、島の配置;フォルモサで起きた大きな革命のこと;フォルモサにおける政府のしくみ、およびメリヤンダノー皇帝が定めた新しい法について;フォルモサの人々の宗教について;祝祭について ほか);第2巻(著者によるヨーロッパ各地の旅の説明;著者が改宗に至った根拠;神の存在について;神の一般的属性について;特に神聖なる属性について ほか)