内容紹介：サムスン電子を世界の頂点へ導いた元ＣＥＯの経営論・リーダー論のすべて。「超格差戦略」は、改善ではなく革新だ。リーダーはまず改善から始めて次に革新段階に移ろうと考えがちだが、そうではなく、最初から革新を目指すべきである。――韓国半導体神話の立役者が語る経営戦略。
会社存続の危機から世界トップへ―サムスン電子の半導体神話を現実にした伝説のＣＥＯクォン・オヒョンが、生々しい経験から編み出したリーダー論のすべてを語る！圧倒的でなければ、潰される―変革と実行の全プラン。
もくじ情報：第１章　リーダー―誕生と進化（天性ＶＳ訓練―生まれつきか、育てられるのか；リーダーの仕事―脳のように働け　ほか）；第２章　組織―原則とシステム（組織図―人を配置する前に組織図を描け；適任者―誰を、どこに、いつ、どう配置するか？　ほか）；第３章　戦略―生存と成長（汝自身を知れ―業の本質、現在と未来を直視せよ；超格差戦略―ナメられない違いを作る格　ほか）；第４章　人材―原石と宝石（発掘と育成―絶対に避けるべき人をまず除外する；人材配置―人事は損益ではなく生存の問題　ほか）

クォン　オヒョン(クォン　オヒョン)
権五鉉。サムスン電子常勤顧問（元サムスン電子ＣＥＯ／前サムスン電子総合技術院会長）。サムスン電子の「半導体神話」を作り上げた人物。１９８５年、スタンフォード大学大学院電気工学博士課程修了、アメリカのサムスン半導体研究所の研究員としてサムスンに入社。１９９２年、世界初の６４Ｍｂ　ＤＲＡＭ開発に成功。半導体事業部総括社長を経て、２０１２年、サムスン電子・代表取締役副会長兼ＤＳ（Ｄｅｖｉｃｅ　Ｓｏｌｕｔｉｏｎ）事業部門長に就任。サムスン電子の「超格差戦略」の基礎を作り、その指揮下でサムスン電子は２０１７年にインテルを抜き世界の半導体１位の座に上るなど、史上最大の実績を記録した。２０１７年１０月に経営の一線から退いた後、２０２０年３月までサムスン電子総合技術院会長を務め、現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）