内容紹介：暦の上では秋になっても、下谷練塀小路の小野派一刀流中西道場の熱気は衰えることを知らなかった。剣客・中西忠太が指南する激しい猛稽古に励み腕を上げてきた六人の弟子達は、ますます充実の時を迎えていた。そして遂に、右京亮が率いる小野道場酒井組との仕合が近づく。その相手には、忠太・忠蔵親子に因縁のある宇野角之助がいた……。江戸の剣道界に旋風を巻き起こした爽快な男たちを魂込めて描く傑作剣豪人情小説、熱くクライマックスへ！　人気シリーズ、堂々の決着！
暦の上では秋になっても、下谷練塀小路の小野派一刀流中西道場の熱気は衰えることを知らなかった。剣客・中西忠太が指南する激しい猛稽古に励み腕を上げてきた六人の弟子達は、ますます充実の時を迎えていた。そして遂に、右京亮が率いる小野道場酒井組との仕合が近づく。その相手には、忠太・忠蔵親子に因縁のある宇野角之助がいた…。江戸の剣道界に旋風を巻き起こした爽快な男たちを魂込めて描く傑作剣豪人情小説、熱くクライマックスへ！人気シリーズ、堂々の決着！

岡本　さとる(オカモト　サトル)
１９６１年大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社９０周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に『浪華騒擾記』が入選。その後フリーとなり、『水戸黄門』『必殺仕事人』などのテレビ時代劇の脚本を手掛け、現在も数多くの舞台作品にて脚本家・演出家として活躍する。２０１０年小説家デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）