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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
陣野 英則(ジンノ ヒデノリ)
1965年生まれ。1998年早稲田大学大学院博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 陣野 英則(ジンノ ヒデノリ)
1965年生まれ。1998年早稲田大学大学院博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
新時代の「文学」概念が模索される中、西田幾多郎などの学友から刺戟を受けつつ、独自の感性と知見から、歴史、藝術、思想へと関心を広げ、「国文学」の枠に収まらない学際性を発揮した藤岡作太郎。男性側の価値観から解放された文学史の叙述をはじめ風俗史、絵画史、思想史など、幅広い領域にわたる業績の真髄…(続く)
新時代の「文学」概念が模索される中、西田幾多郎などの学友から刺戟を受けつつ、独自の感性と知見から、歴史、藝術、思想へと関心を広げ、「国文学」の枠に収まらない学際性を発揮した藤岡作太郎。男性側の価値観から解放された文学史の叙述をはじめ風俗史、絵画史、思想史など、幅広い領域にわたる業績の真髄に迫る。
もくじ情報:略伝(はじめに―藤岡作太郎に注目する意味;略歴 ほか);第1章 「文明史」を志向する(「文明史」への意識;文学研究からの越境―風俗史と絵画史を中心に ほか);第2章 「文学史」を構想する(明治期の国文学;「文学史」濫造の中で ほか);第3章 鑑賞的批評の確立(「平安朝の一人となりて」;『源氏物語』の構成把握 ほか)