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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐々木 禎子(ササキ テイコ)
主な著作に「ホラー作家・宇佐見右京の他力本願な日々」シリーズ、「薔薇十字叢書」シリーズ(どちらも富士見L文庫)、「ばんぱいやのパフェ屋さん」シリーズ、『札幌あやかしスープカレー』(どちらもポプラ文庫ピュアフル)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 佐々木 禎子(ササキ テイコ)
主な著作に「ホラー作家・宇佐見右京の他力本願な日々」シリーズ、「薔薇十字叢書」シリーズ(どちらも富士見L文庫)、「ばんぱいやのパフェ屋さん」シリーズ、『札幌あやかしスープカレー』(どちらもポプラ文庫ピュアフル)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
信濃の鬼退治も終えた秋の始め。帝からの寵愛を肌で感じながらも、後宮の将来を案じていた千古。ある時清涼殿の庭に落雷がおきる。後宮が「祟りだ」と騒然となる中で、暁上姫・明子が病床に伏せたと聞きつけた千古は、想念に扮装し宣耀殿を訪れた。病を見守る想念の眼差しから、遂に正体に気付いてしまった明子。かえって正后への憬れを抱くが、彼女にも鬼の手が迫…(続く)
信濃の鬼退治も終えた秋の始め。帝からの寵愛を肌で感じながらも、後宮の将来を案じていた千古。ある時清涼殿の庭に落雷がおきる。後宮が「祟りだ」と騒然となる中で、暁上姫・明子が病床に伏せたと聞きつけた千古は、想念に扮装し宣耀殿を訪れた。病を見守る想念の眼差しから、遂に正体に気付いてしまった明子。かえって正后への憬れを抱くが、彼女にも鬼の手が迫っていた。一方で「祟り」を収めるため妖后を演じる千古の目の前へ、ある男が姿を現す。彼の唇から漏れたその名は―!?