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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
蜂屋 邦夫(ハチヤ クニオ)
1938年生まれ。東京大学教養学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了、中国思想史専攻、文学博士。東京大学東洋文化研究所教授などを務め、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 蜂屋 邦夫(ハチヤ クニオ)
1938年生まれ。東京大学教養学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了、中国思想史専攻、文学博士。東京大学東洋文化研究所教授などを務め、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
『論語』と並んで読みつがれてきた『老子』とは一体どんな書物か、古代からどう読み解かれ、中国歴代王朝の統治にどうかかわったか。老子思想の発展・展開を大きな時代のうねりとして捉え明快に語る。この試みを支えるのは原テクストの深く尖鋭な読解である。老荘思想研究の第一人者による永年にわ…(続く)
『論語』と並んで読みつがれてきた『老子』とは一体どんな書物か、古代からどう読み解かれ、中国歴代王朝の統治にどうかかわったか。老子思想の発展・展開を大きな時代のうねりとして捉え明快に語る。この試みを支えるのは原テクストの深く尖鋭な読解である。老荘思想研究の第一人者による永年にわたる老子探究の到達点。
もくじ情報:1 老子という人物(歴史的存在としての老子;秦王朝から漢王朝へ;神秘的存在としての老子;賈善翔の『猶龍伝』);2 老子という書物(『老子』の成立と展開;漢から魏へ;老子学の展開―何晏と王弼;何王以後の老子学);3 『老子』の注釈―河上公注を中心として(『老子』河上公注と河上公説話;道家的君主の養神と情欲;河上公注の構造)