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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
石牟礼 道子(イシムレ ミチコ)
1927年熊本県生まれ。まもなく水俣町へ移る。水俣実務学校卒業後、小学校代用教員を経て結婚。家事の傍ら詩歌を作りはじめ、57年、谷川雁らが結成した「サークル村」に参加、本格的に文学活動を開始。69年に『苦海浄土 わが水俣病』を刊行、70年に同作が第一回大宅壮一賞に選ばれるものの、受賞辞退。73年、マグサイサイ賞受賞。93年、『十六夜橋』で紫式部文学賞受賞。2002年、朝日賞受賞、また新作能「不知火」上演。03年『はにかみの国―石牟礼道子全詩集』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2018年逝去。享年90(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 石牟礼 道子(イシムレ ミチコ)
1927年熊本県生まれ。まもなく水俣町へ移る。水俣実務学校卒業後、小学校代用教員を経て結婚。家事の傍ら詩歌を作りはじめ、57年、谷川雁らが結成した「サークル村」に参加、本格的に文学活動を開始。69年に『苦海浄土 わが水俣病』を刊行、70年に同作が第一回大宅壮一賞に選ばれるものの、受賞辞退。73年、マグサイサイ賞受賞。93年、『十六夜橋』で紫式部文学賞受賞。2002年、朝日賞受賞、また新作能「不知火」上演。03年『はにかみの国―石牟礼道子全詩集』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2018年逝去。享年90(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「むかしの田園では、大地と空はひとつの息でつながっていた」。現世での生きづらさ、生命の根源的な孤独。世界的文学『苦海浄土』の著者による、水俣・不知火海の風景の記憶と幻視の光景。朝日新聞に3年にわたり連載された著者最晩年の肉声。
もくじ情報:少年;会社運動会;湯船温泉;避病院;石の物語;アコウの蟹の子;水におぼれた記憶;紅太郎人形;雲の上の蛙;海底の道;お手玉唄;大雨乞と沖の宮;魂の遠ざれき;…(続く)
「むかしの田園では、大地と空はひとつの息でつながっていた」。現世での生きづらさ、生命の根源的な孤独。世界的文学『苦海浄土』の著者による、水俣・不知火海の風景の記憶と幻視の光景。朝日新聞に3年にわたり連載された著者最晩年の肉声。
もくじ情報:少年;会社運動会;湯船温泉;避病院;石の物語;アコウの蟹の子;水におぼれた記憶;紅太郎人形;雲の上の蛙;海底の道;お手玉唄;大雨乞と沖の宮;魂の遠ざれき;何かいる 上;何かいる 下;熊本地震;ぽんぽんしゃらどの;花結び;原初の歌;あの世からのまなざし;女の手仕事;わが家にビートルズ;天の田植え;椿の蜜;石の神様;流浪の唄声;黒糖への信仰;原初の渚;なごりが原;食べごしらえ;明け方の夢