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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
瀬戸内 寂聴(セトウチ ジャクチョウ)
1922年、徳島市生まれ。小説家、僧侶。東京女子大学卒業。57年『女子大生・曲愛玲』で新潮社同人雑誌賞、61年『田村俊子』で田村俊子賞、63年『夏の終り』で女流文学賞受賞。73年に得度。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、2001年『場所』で野間文芸賞受賞。06年文化勲章受章。2021年11月9日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 瀬戸内 寂聴(セトウチ ジャクチョウ)
1922年、徳島市生まれ。小説家、僧侶。東京女子大学卒業。57年『女子大生・曲愛玲』で新潮社同人雑誌賞、61年『田村俊子』で田村俊子賞、63年『夏の終り』で女流文学賞受賞。73年に得度。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、2001年『場所』で野間文芸賞受賞。06年文化勲章受章。2021年11月9日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
楽しい法話で多くの日本人から愛された瀬戸内寂聴さん。そんな彼女の生きるエネルギーの源は「書くこと」にあった。それを裏付けるのが、NHK「ラジオ深夜便」などで語った「小説家」としての本音・気概に満ちた肉声である。「生きているかぎり、書き続ける。だって、それが楽しいから」。遺された一つ一つの言葉に、人がいきいきと日々を生き…(続く)
楽しい法話で多くの日本人から愛された瀬戸内寂聴さん。そんな彼女の生きるエネルギーの源は「書くこと」にあった。それを裏付けるのが、NHK「ラジオ深夜便」などで語った「小説家」としての本音・気概に満ちた肉声である。「生きているかぎり、書き続ける。だって、それが楽しいから」。遺された一つ一つの言葉に、人がいきいきと日々を生きるためのヒントがちりばめられている。
もくじ情報:第1章 わたしと『源氏物語』(瀬戸内寂聴76歳)(出家後に再読して気づいたこと;女の寂しさ、女の苦しさ ほか);第2章 ケータイ小説からオペラまで(瀬戸内寂聴86歳)(「源氏物語千年紀」の年に;「ケータイ小説」を書いてみようかと思って ほか);第3章 「書くこと」は自分を発見すること(瀬戸内寂聴87歳)(つくっている者が楽しければ、読んでくださる人も楽しい;いい顔になって帰ってもらいたい ほか);第4章 対談 伊藤比呂美 坊主よりも、わたしは小説家(瀬戸内寂聴96歳)(走り回っていた平成の三十年;なんで、書くことが楽しいの? ほか);第5章 対談 高橋源一郎 「書くな」と言われても書くんですよ(瀬戸内寂聴98歳)(二人の因縁;書こうと思って選ぶ人が、どこか自分に似ている ほか);特別寄稿 瀬戸内さんの文学とわたし(高橋源一郎)