|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
永田 和宏(ナガタ カズヒロ)
1947年滋賀県生まれ。歌人・細胞生物学者。京都大学理学部物理学科卒業。京大再生医科学研究所教授などを経て、2020年よりJT生命誌研究館館長。日本細胞生物学会元会長。京大名誉教授。京都産業大名誉教授。歌人として宮中歌会始詠進歌選者、朝日歌壇選者をつとめる。「塔」短歌会前主宰。読売文学賞、迢空賞など受賞多数。2009年、紫綬褒章受章。近著に『知の体力』『置行堀』(第十五歌集)。河野裕子と1972年に結婚。2010年、六十四歳で亡くなるまで三十八年間連れ添った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 永田 和宏(ナガタ カズヒロ)
1947年滋賀県生まれ。歌人・細胞生物学者。京都大学理学部物理学科卒業。京大再生医科学研究所教授などを経て、2020年よりJT生命誌研究館館長。日本細胞生物学会元会長。京大名誉教授。京都産業大名誉教授。歌人として宮中歌会始詠進歌選者、朝日歌壇選者をつとめる。「塔」短歌会前主宰。読売文学賞、迢空賞など受賞多数。2009年、紫綬褒章受章。近著に『知の体力』『置行堀』(第十五歌集)。河野裕子と1972年に結婚。2010年、六十四歳で亡くなるまで三十八年間連れ添った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
もくじ情報:湖に降る雪ふりながら消ゆ;風のうわさに母の来ること;消したき言葉は消せざる言葉;手を触るることあらざりし口惜しさの;わが十代は駆けて去りゆく;青春の証が欲しい;さびしきことは言わずわかれき;二人のひとを愛してしまへり;あの胸が岬のように遠かった;きみに逢う以前のぼくに遭いたくて;わが頬を打ちたるのちに;わが愛の栖といえば;はろばろと美し古典力学;泣くものか いまあざみさえ脱走を;おほよその君の範囲を知りしこと;「夏がおわる。夏がおわる。」と;寡黙のひとりをひそかに憎む;今しばしわれを…(続く)
もくじ情報:湖に降る雪ふりながら消ゆ;風のうわさに母の来ること;消したき言葉は消せざる言葉;手を触るることあらざりし口惜しさの;わが十代は駆けて去りゆく;青春の証が欲しい;さびしきことは言わずわかれき;二人のひとを愛してしまへり;あの胸が岬のように遠かった;きみに逢う以前のぼくに遭いたくて;わが頬を打ちたるのちに;わが愛の栖といえば;はろばろと美し古典力学;泣くものか いまあざみさえ脱走を;おほよその君の範囲を知りしこと;「夏がおわる。夏がおわる。」と;寡黙のひとりをひそかに憎む;今しばしわれを娶らずにゐよ