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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
新井 潤美(アライ メグミ)
東京大学大学院比較文学比較文化専攻博士号取得(学術博士)。東京大学大学院教授。専門は英文学・比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 新井 潤美(アライ メグミ)
東京大学大学院比較文学比較文化専攻博士号取得(学術博士)。東京大学大学院教授。専門は英文学・比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
映画には教養にあふれ洗練された英語を話す執事がよく登場する。あの言葉づかいや話し方は、「上流の」英語なのか―?‘Pardon’や‘toilet’といった日本人にも身近な英単語は、実は英国では階級の指標になってしまう言葉づかいだった!「執事の英語」を入り口に、アッパー・クラスやコックニーの英語から、アメリカ英語に英国人が抱く微妙な感情やBBCの英語まで、著者自身の経験も交えつつ、話し言葉と「階級」が織りなす複雑で、奥深い文化を描き出す。何気ない表現から見えてくる…(続く)
映画には教養にあふれ洗練された英語を話す執事がよく登場する。あの言葉づかいや話し方は、「上流の」英語なのか―?‘Pardon’や‘toilet’といった日本人にも身近な英単語は、実は英国では階級の指標になってしまう言葉づかいだった!「執事の英語」を入り口に、アッパー・クラスやコックニーの英語から、アメリカ英語に英国人が抱く微妙な感情やBBCの英語まで、著者自身の経験も交えつつ、話し言葉と「階級」が織りなす複雑で、奥深い文化を描き出す。何気ない表現から見えてくる、もう一つの英語世界にようこそ!
もくじ情報:序章 「礼儀正しい」英語はややこしい?;第1章 執事の英語が語るもの―「洗練された」ロウワー・ミドル・クラス;第2章 「U」と「non‐U」―何が「上流」で、何が「上流ではない」のか;第3章 アメリカの悪しき(?)影響―アメリカ英語と階級の複雑な関係;第4章 アッパー・クラスの英語と発音―『マイ・フェア・レディ』の舞台裏;第5章 ワーキング・クラスの英語―魅力的な訛りの世界;終章 標準的な、「正しい」英語とは?―BBCの試行錯誤