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出版社名:朝日新聞出版
出版年月:2022年6月
ISBN:978-4-02-263117-6
226,6P 19cm
抑留を生きる力 シベリア捕虜の内面世界/朝日選書 1030
富田武/著
組合員価格 税込 1,584
(通常価格 税込 1,760円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:飢え、酷寒、重労働という過酷さに耐え、生き抜いた強さはどこから生まれたのか。彼らが残した絵画、俳句・川柳・短歌などから、苦難の体験を「生きる力」に変えた抑留者の行動や精神性をたどる。貴重な回想記や手紙、ロシア紙を含めた膨大な資料ならびに著者による聞き取りなどから立体的に描く。吉田明男、田中猛、蜂谷彌三郎、阿彦哲郎、山本幡男、栗原照夫(後のスマイリー小原)他、コムソモリスク、アムール州墓参など日本人とロシア人の関係や、南信四郎、戸泉米子といった通訳たちの行動、2017年のある日突然著者に送られた外国からの1本のメールから調査を開始した元満鉄調査マン・原田道治についても詳しく言及される。…(続く
内容紹介:飢え、酷寒、重労働という過酷さに耐え、生き抜いた強さはどこから生まれたのか。彼らが残した絵画、俳句・川柳・短歌などから、苦難の体験を「生きる力」に変えた抑留者の行動や精神性をたどる。貴重な回想記や手紙、ロシア紙を含めた膨大な資料ならびに著者による聞き取りなどから立体的に描く。吉田明男、田中猛、蜂谷彌三郎、阿彦哲郎、山本幡男、栗原照夫(後のスマイリー小原)他、コムソモリスク、アムール州墓参など日本人とロシア人の関係や、南信四郎、戸泉米子といった通訳たちの行動、2017年のある日突然著者に送られた外国からの1本のメールから調査を開始した元満鉄調査マン・原田道治についても詳しく言及される。図版多数。
飢え、酷寒、重労働という「三重苦」に耐え、シベリア捕虜たちが生き抜いた強さはどこから生まれたのか。彼らが残した絵画、俳句・川柳・短歌、コムソモリスク、沿海地方、ライチハ、チタ、カラガンダなどで数多く生まれた捕虜楽劇団の活動から、苦難の体験を「生きる力」に変えた芸術表現と精神性をたどる。回想記・手紙・ロシア紙など史料のほか聞き取り、フィールドワークから彼らの内面世界を描く。登場するのは名曲「異国の丘」でも知られる作曲家・吉田正、栗原照夫(後のスマイリー小原)、黒柳守綱、山本幡男、田中猛、蜂谷彌三郎、阿彦哲郎、「ハバロフスク日本人墓地の墓守り」として知られる吉田明男ほか、香月泰男、横山操、佐藤清らの絵画、木内信夫のイラスト画なども紹介。南信四郎、戸泉米子といった通訳たちの奮闘や、著者に送られた外国発のメールから調査し判明した元満鉄調査マン・原田道治の数奇な運命と交流についても描く。
もくじ情報:シベリア抑留を理解する8つのポイント;第1部 収容所の文化活動(「異国の丘」誕生話;楽・劇団の登場 ほか);第2部 日本人とロシア人の交流(ロシア語と通訳たち;名通訳の南信四郎と戸泉米子 ほか);第3部 望郷、一時帰国か永住か(ハバロフスクに生きて―吉田明男と田中猛;二つの愛、二つの祖国―蜂谷彌三郎 ほか);第4部 資料ゼロから始めて(あるソ連帰化者―ロシア紙記事から;ある満鉄調査マン―外国発メールから);運動史―要求から記憶の伝承へ
著者プロフィール
富田 武(トミタ タケシ)
1945年、福島県生まれ。シベリア抑留研究会代表世話人、成蹊大学名誉教授。東京大学法学部卒業、同大学院社会学研究科博士課程満期退学。予備校講師、大学非常勤講師などを経て成蹊大学法学部教授、同法学部長などを務める。専門はロシア・ソ連政治史、日ソ関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
富田 武(トミタ タケシ)
1945年、福島県生まれ。シベリア抑留研究会代表世話人、成蹊大学名誉教授。東京大学法学部卒業、同大学院社会学研究科博士課程満期退学。予備校講師、大学非常勤講師などを経て成蹊大学法学部教授、同法学部長などを務める。専門はロシア・ソ連政治史、日ソ関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)