|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
梶山 博史(カジヤマ ヒロフミ)
昭和50年(1975)、神戸市生まれ、岐阜市育ち。大阪大学大学院文学研究科芸術学専攻博士前期課程修了。島根県立美術館、島根県立芸術文化センター建設室、兵庫陶芸美術館勤務を経て、現在は中之島香雪美術館学芸課長。専門は美術史・日本陶磁史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 梶山 博史(カジヤマ ヒロフミ)
昭和50年(1975)、神戸市生まれ、岐阜市育ち。大阪大学大学院文学研究科芸術学専攻博士前期課程修了。島根県立美術館、島根県立芸術文化センター建設室、兵庫陶芸美術館勤務を経て、現在は中之島香雪美術館学芸課長。専門は美術史・日本陶磁史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
江戸時代になると、美濃や唐津の窯を中心に作られていた茶器や懐石具が、京都で作られるようになった。―京焼の誕生である。パイオニアの一人である陶工・野々村仁清の作品は、その後の京焼、さらには国内諸窯に多大な影響を与えた。本書では、江戸時代の和物茶碗を知る上で欠かすことのできない京焼の茶碗を紹介するとともに、これまであまり知られていなかった陶工や窯の茶碗についても、個々の特徴や制作背景、前時代からの影響などを踏まえて、その魅力に迫る。
もくじ情報:第1章 江戸時代前期・中期の京焼―創始と展開(野々村仁清;粟田口焼;修学院焼 ほか);第2章 江戸時代後期の京焼―多士済々の時代(初代清水六兵衞;初代高橋道八;青木木米 ほか);第3章 国内諸窯の勃興―流行と個性(朝日焼(京都);膳所焼(滋賀);赤膚焼(奈良) ほか);総論 江戸時代の和物茶碗を知るために