わが国の韻文の最古のものである和歌―。「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」の中から高校生に馴染んだ名歌を採りあげて綿密に解説した労作！「日本語を科学する」の第四弾！！
もくじ情報：第１章　『和歌（やまとうた）文学』の概説（「古代歌謡」の成立；「上代和歌」の成立）；第２章　日本古典を学ぶ高校生の『三大和歌集』（『万葉集』；『万葉集』その後）；第３章　『古今和歌集』（「古今和歌集」の成立；「古今和歌集」の内容　ほか）；第４章　『新古今和歌集』（「新古今和歌集」の成立；「新古今和歌集」の内容　ほか）

塩谷　典(シオタニ　ツカサ)
昭和７年（１９３２）名古屋市生まれ。三重県立尾鷲高等学校を始め、同県立員弁高等学校。愛知県古知野高等学校・同県立一宮高等学校・同県立熱田高等学校・同県立児玉高等学校などに在職。公立高等学校勤務の間に、全国高等学校生活指導研究協議会（略称「全国校生研」）事務局・全国高等学校定時制通信制教頭会全国理事・愛知県高等学校定時制通信制教育振興会（略称「愛知定通教育振興会」）事務局・名古屋市少年補導委員会委員など兼務。六十歳にて公立高校を定年退職。その間の共著・論文・記事・報告書など多数。公立学校定年後は、私立尾張学園名古屋大谷高等学校に在職、六十五歳の定年まで勤務。教員歴は四十三年（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）