ようこそ!
文庫
新書・選書
文芸
教養
人文
教育
芸術
児童
趣味
生活
地図・ガイド
就職・資格
語学
小学学参
中学学参
高校学参
辞典
コミック
ゲーム攻略本
エンターテイメント
日記手帳
社会
法律
経済
経営
ビジネス
理学
工学
コンピュータ
医学
看護学
薬学
出版社名:平凡社
出版年月:2022年7月
ISBN:978-4-582-84237-1
214P 20cm
奈良絵本・絵巻 中世末から近世前期の文華/平凡社選書 237
石川透/著
組合員価格 税込 3,564
(通常価格 税込 3,960円)
割引率 10%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
内容紹介:奈良絵本・絵巻は、室町末から近世前期にかけて制作された一品物の手書き絵本。この分野の研究をリードしてきた著者によって、その重要さ、豊饒さをわかりやすく伝える。図版多数。
だれもが見たことがあるのに、その名はあまり知られていない「奈良絵本・絵巻」。絵と言葉で構成されるこの肉筆の絵本や絵巻は、中世末から近世前期にさかんに制作され、大名家に伝わる優品から粗末なつくりのものまで、御伽草子ものはもちろん、伊勢、源氏、百人一首から枕絵まで、広く多様な作品を含む。それは近世後期の浮世絵と同様、この時代を彩るきわめて重要な文化ジャンルなのである。詞書の筆跡の異同に注目する地道な整理などから、だれがそ…(続く
内容紹介:奈良絵本・絵巻は、室町末から近世前期にかけて制作された一品物の手書き絵本。この分野の研究をリードしてきた著者によって、その重要さ、豊饒さをわかりやすく伝える。図版多数。
だれもが見たことがあるのに、その名はあまり知られていない「奈良絵本・絵巻」。絵と言葉で構成されるこの肉筆の絵本や絵巻は、中世末から近世前期にさかんに制作され、大名家に伝わる優品から粗末なつくりのものまで、御伽草子ものはもちろん、伊勢、源氏、百人一首から枕絵まで、広く多様な作品を含む。それは近世後期の浮世絵と同様、この時代を彩るきわめて重要な文化ジャンルなのである。詞書の筆跡の異同に注目する地道な整理などから、だれがその文字を書いたか、だれが絵を描き、どこで作られたか、さまざまなことが次第に明らかになってきた。すると仮名草子最大の作家浅井了意が筆耕として奈良絵本・絵巻の制作に大きくかかわっていたこと、日本どころか世界初(?)の女性絵本作家がこれに従事していたこと、そのほか興味深い事実が数多く分かってきた。その最新の成果も含め、奈良絵本・絵巻の豊かな世界を、この研究を主導してきた著者が基礎から説き起こす、各界待望の一冊。
もくじ情報:第1部(近世前期の大物・浅井了意;日本初の女流絵本作家・居初つな;筆耕たちと筆跡からたどる制作時期;制作の現場へ);幕間 奈良絵本・絵巻の値打ちの裏で;第2部(昔話と奈良絵本・絵巻;女たちの物語;古典となら絵本・絵巻)
著者プロフィール
石川 透(イシカワ トオル)
1959年、栃木県足利市生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、慶應義塾大学文学部教授(国文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
石川 透(イシカワ トオル)
1959年、栃木県足利市生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、慶應義塾大学文学部教授(国文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)