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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ラックマン,ギデオン(ラックマン,ギデオン)
フィナンシャル・タイムズ紙(FT)。チーフ・フォーリン・アフェアーズ・コメンテーターBBCや『エコノミスト』誌でジャーナリストとしてのキャリアを積み、ワシントンDC、ブリュッセル、バンコクなどの海外特派員を歴任。2006年にFTに移る。2016年には政治報道でオーウェル賞、欧州報道賞のコメンテーター賞を受賞した ラックマン,ギデオン(ラックマン,ギデオン)
フィナンシャル・タイムズ紙(FT)。チーフ・フォーリン・アフェアーズ・コメンテーターBBCや『エコノミスト』誌でジャーナリストとしてのキャリアを積み、ワシントンDC、ブリュッセル、バンコクなどの海外特派員を歴任。2006年にFTに移る。2016年には政治報道でオーウェル賞、欧州報道賞のコメンテーター賞を受賞した |
プーチンは最初の強権的指導者であり、その原型である。ロシアのウクライナ侵攻が成功すれば、他の強権的指導者も戦争に走るかもしれない。アメリカが支援したにもかかわらずウクライナが敗れれば、中国による台湾攻撃の舞台を整えてしまう可能性さえある。強権政治との戦いに勝つには、相手について理解する必要がある。本書は「強権的指導者の時代」について、主要な3つの問いに答えていく。強権的指導者という潮流はいつから定着したのか?その主な特徴は何か?なぜこの流れが起きたのか?FTのチーフ・フォーリン・アフェアーズ・コメンテーターが、21世紀の地政学的変化を起こす強権的指導者の正体を解き明かす。
もくじ情報:プーチン―強権的指導者の原型(2000年);エルドアン―リベラルな改革者から権威主義的な強権的指導者へ(2003年);習近平―個人崇拝の復活(2012年);モディ―世界最大の民主主義国家における強権政治(2014年);オルバン、カチンスキ―非リベラルな欧州の台頭(2015年);ジョンソン―ブレグジット後のイギリス(2016年);トランプ―アメリカの強権的指導者(2016年);ドゥテルテ―東南アジアの民主主義の侵食(2016年);ムハンマド皇太子の台頭とネタニヤフ現象(2017年);ボルソナロ、ロペスオブラドール―中南米におけるカウディーリョの復活(2018年);アビー・アハメド―アフリカの民主主義への幻滅(2019年);メルケル、マクロン―欧州における強権的指導者との戦い(2020年);ソロスとバノン―思想的な戦い