内容紹介：自分の字が「上手くないな」と思っている方は、多いことでしょう。本書は、文字を無理矢理矯正して、美しくすることが目的ではなく、自分のクセ字を「個性」に変えるにはどうしたらよいかを提案するものです。毛筆と筆文字は、クセを「個性」と「味」につつんで、あなたの文字をそのまま綺麗に見せてくれます。美文字を目指すのではなく、文字の魅力に出会うことで、心を伝えるツールとしての筆に親しみ、実用に生かすレッスンを紹介します。
もくじ情報：第１章　まずは自分の名前から（名前を美しく書く；ＰＣ・スマホを活用して手本をつくる　ほか）；第２章　個性を生かした筆文字のコツ（字が苦手な人ほど筆で書こう；筆のもち方　ほか）；第３章　さまざまな実例集（熨斗紙の書き方；熨斗袋のマナー　ほか）；第４章　文字をワンランクアップ（漢字を美しく見せる方法；全体感を美しく　ほか）；第５章　実例参考手本（都道府県；主要都市・市町村　ほか）

中室　舟水(ナカムロ　シュウスイ)
１９６４年広島県福山市生まれ。師匠、桑田三舟・中室水穂・田頭一舟。日展会友、読売書法会理事、日本書芸院理事、広島県書美術振興会常任理事、福山書道連盟理事長、神戸笹波会理事長代行、水の会主宰。著書に『かな書へのいざない』（日貿出版社）がある。東京（八重洲・恵比寿）、川崎、横浜、大阪、福山、九州（福岡・飯塚・宮崎）で教室を開講（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）