内容紹介：新版では、令和5年4月から施行される民法の改正による、共有関係を中心とした様々なルール変更や所有者不明土地・建物管理制度の創設、相続土地国庫帰属制度などについて分かりやすく解説し、所有者不明土地がもたらす共有私道の利用に関するガイドラインなど、新たな動向を反映しながら、加筆修正をしたものです。共有不動産の鑑定に係わりのある方々の役に立つ一冊です。
もくじ情報：第１章　共有とは何か―単独所有との基本的な相違点；第２章　共有の法的性質；第３章　共有の経済的性質；第４章　登記簿から読み取るさまざまな共有形態；第５章　相続における共有不動産をめぐる鑑定評価のニーズ；第６章　共有減価の発生根拠；第７章　共有持分の評価と共有減価；第８章　共有不動産の分割と鑑定評価；第９章　共有物分割をめぐる裁判例と鑑定評価；第１０章　所有者不明土地と共有問題

黒沢　泰(クロサワ　ヒロシ)
１９５０年埼玉県生まれ。２００４年川崎製鉄株式会社との合併に併い、４月１日付で系列のＪＦＥライフ株式会社へ移籍。現在、ＪＦＥライフ株式会社不動産本部・部長。不動産鑑定士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）