|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
木地 雅映子(キジ カエコ)
1971年生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。93年「氷の海のガレオン」が第36回群像新人文学賞優秀作となる。94年、同作のほかに2編を収録した単行本『氷の海のガレオン』を刊行しデビュー。同書で坪田譲治文学賞にノミネートされる。2006年、「氷の海のガレオン」に書き下ろし「オルタ」を加えた文庫『氷の海のガレオン/オルタ』が刊行され、「この文庫がすごい!2007年版」などで話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 木地 雅映子(キジ カエコ)
1971年生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。93年「氷の海のガレオン」が第36回群像新人文学賞優秀作となる。94年、同作のほかに2編を収録した単行本『氷の海のガレオン』を刊行しデビュー。同書で坪田譲治文学賞にノミネートされる。2006年、「氷の海のガレオン」に書き下ろし「オルタ」を加えた文庫『氷の海のガレオン/オルタ』が刊行され、「この文庫がすごい!2007年版」などで話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
高校3年生の土橋輝明は、同学年の秦野あさひとは「優等生」同士ということで、学校行事にペアで駆り出されることが多い「腐れ縁」だ。ある日、あさひに相談を持ちかけられた輝明は、予想外の内容に驚き、思わず席を立ってしまう。翌日、彼女が失踪したことを知った輝明は、片親の違う弟で「料理研究部」ではあさひの後輩でもある吉川航とともに、その行方を追い始める。徐々に彼女の過酷な生い立ちを知るにつれ、輝明は…。