|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
コンラッド,ジョゼフ(コンラッド,ジョゼフ)
1857年、ロシア統治下のポーランド領ウクライナ生れ。地主階級の一家に生れるが、12歳で孤児となる。長じて船乗りとなり世界各地への航海を重ねる。1886年にイギリス国籍を取得。1895年『オールメイヤーの阿房宮』を発表し好評を得る。1899年『闇の奥』を発表。その後『ロード・ジム』『ノストローモ』『密偵』などを発表し、モダニズム文学の雄としての地位を築く。1924年、心臓発作のため66歳で死去 コンラッド,ジョゼフ(コンラッド,ジョゼフ)
1857年、ロシア統治下のポーランド領ウクライナ生れ。地主階級の一家に生れるが、12歳で孤児となる。長じて船乗りとなり世界各地への航海を重ねる。1886年にイギリス国籍を取得。1895年『オールメイヤーの阿房宮』を発表し好評を得る。1899年『闇の奥』を発表。その後『ロード・ジム』『ノストローモ』『密偵』などを発表し、モダニズム文学の雄としての地位を築く。1924年、心臓発作のため66歳で死去 |
19世紀末。アフリカ大陸の中央部に派遣された船乗りマーロウは、奥地出張所で象牙貿易に辣腕をふるっているという社員、クルツの噂を聞く。鬱蒼たる大密林を横目に河を遡航するマーロウの蒸気船は、原住民の襲撃に見舞われながらも最奥に…(続く)
19世紀末。アフリカ大陸の中央部に派遣された船乗りマーロウは、奥地出張所で象牙貿易に辣腕をふるっているという社員、クルツの噂を聞く。鬱蒼たる大密林を横目に河を遡航するマーロウの蒸気船は、原住民の襲撃に見舞われながらも最奥に辿り着く。そこで見出したクルツの戦慄の実像とは―。著者の実体験をもとにし、大自然の魔性と植民地主義の闇を凝視した、世界文学史に異彩を放つ傑作。