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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
河〓 秋子(カワサキ アキコ)
1979年北海道別海町生まれ。2012年『東陬遺事』で第46回北海道新聞文学賞を受賞。『颶風の王』で14年三浦綾子文学賞、16年にJRA賞馬事文化賞を受賞。19年『肉弾』で第21回大藪春彦賞を受賞。20年『土に贖う』で第39回新田次郎文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 河〓 秋子(カワサキ アキコ)
1979年北海道別海町生まれ。2012年『東陬遺事』で第46回北海道新聞文学賞を受賞。『颶風の王』で14年三浦綾子文学賞、16年にJRA賞馬事文化賞を受賞。19年『肉弾』で第21回大藪春彦賞を受賞。20年『土に贖う』で第39回新田次郎文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
明治30年代札幌。蚕種所の娘ヒトエは、使用人たちと桑の葉を摘む日々。だが、養蚕農家が増え過ぎて…「蛹の家」。江別のレンガ工場の頭目・佐川。過酷な労働関係で年老いた部下が斃れ…「土に贖う」。ミンク養殖、ハッカ栽培、羽毛採取、蹄鉄屋など、可能性だけに賭けて消えていった男たち。道内に興り衰退した産業を悼みながら、生きる意味を冷徹に問う表題作他6編。圧巻の第39回新田次郎文学賞受賞作。