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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
谷津 矢車(ヤツ ヤグルマ)
1986年東京都生まれ。駒澤大学卒。2012年「蒲生の記」で第十八回歴史群像大賞優秀賞を受賞。13年『洛中洛外画狂伝 狩野永徳』で作家デビュー。18年『おもちゃ絵芳藤』で第七回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 谷津 矢車(ヤツ ヤグルマ)
1986年東京都生まれ。駒澤大学卒。2012年「蒲生の記」で第十八回歴史群像大賞優秀賞を受賞。13年『洛中洛外画狂伝 狩野永徳』で作家デビュー。18年『おもちゃ絵芳藤』で第七回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
かの高名な忍び、服部半蔵。だが忍者として活躍したのは初代だけ。その息子は武士として名をあげた―。この史実をもとに生まれた傑作戦国エンタメが、待望の文庫化!服部半蔵保長の子・正成。七歳にして一族の後ろ暗い生き方に反発し、家を飛び出す。渡辺守綱のもとで武士修行を積み、やがて初陣に臨むが、その戦で謎の梟面の男に父を殺されてしまう。主君・松平元康に服部家を継ぐよう命じられた正成はしぶしぶ忍びの…(続く)
かの高名な忍び、服部半蔵。だが忍者として活躍したのは初代だけ。その息子は武士として名をあげた―。この史実をもとに生まれた傑作戦国エンタメが、待望の文庫化!服部半蔵保長の子・正成。七歳にして一族の後ろ暗い生き方に反発し、家を飛び出す。渡辺守綱のもとで武士修行を積み、やがて初陣に臨むが、その戦で謎の梟面の男に父を殺されてしまう。主君・松平元康に服部家を継ぐよう命じられた正成はしぶしぶ忍びの総領となるのだが。武士にも忍びにもなりきれないしょったれ(=半端者)は、それでも仲間と縁を繋ぎ死地を駆け抜ける。