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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
中沢 新一(ナカザワ シンイチ)
1950年生まれ。思想家、人類学者。東京大学大学院人文科学研究科修士課程満期退学。中央大学教授、多摩美術大学芸術人類学研究所所長、明治大学野生の科学研究所所長を経て、千葉工業大学日本文化再生研究センター所長、京都大学特任教授、秋田公立美術大学客員教授 中沢 新一(ナカザワ シンイチ)
1950年生まれ。思想家、人類学者。東京大学大学院人文科学研究科修士課程満期退学。中央大学教授、多摩美術大学芸術人類学研究所所長、明治大学野生の科学研究所所長を経て、千葉工業大学日本文化再生研究センター所長、京都大学特任教授、秋田公立美術大学客員教授 |
神話の舞台でもある「聖地」の研究を続ける文化人類学者と、人間の無意識からの声に耳を傾け続ける臨床心理学者。異なる二つの領域の学者が、必然のようにして出会い、刺激に満ちた心躍る対話が、始まった。
もくじ情報:第1部 精神の起源とこころの発生(現象学との出会い―エリアーデからユング、ショーレム、コルバンへ;もう一つの潮流、構造主義―レヴィ=ストロース、ラカン;聖地の構造―『アースダイバー神社編』;幻の大陸スンダランドとアボリジニの宗教 ほか);第2部 聖地の層構造とこころの古層(宗教以前・象徴以前;古層からの距離と象徴性);第3部 討論(岩―洞窟で行われていた秘密の祭儀、人間の最も根源的な宗教体験;三元論―「第三のもの」とは何を示すのか?;「3」について―夢に現れる「3」;自然ということ―世界の成り立ちの基本は「母と子」 ほか)