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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
原田 泰(ハラダ ユタカ)
1950年生まれ。東京大学農学部卒業。学習院大学博士(経済学)。経済企画庁国民生活調査課長、海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事チーフエコノミスト、早稲田大学政治経済学術院教授、日本銀行政策委員会審議委員などを経て、名古屋商科大学ビジネススクール教授。著書に『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社、日経・経済図書文化賞受賞)、『日本国の原則』(日経ビジネス人文庫、石橋湛山賞受賞)など多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 原田 泰(ハラダ ユタカ)
1950年生まれ。東京大学農学部卒業。学習院大学博士(経済学)。経済企画庁国民生活調査課長、海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事チーフエコノミスト、早稲田大学政治経済学術院教授、日本銀行政策委員会審議委員などを経て、名古屋商科大学ビジネススクール教授。著書に『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社、日経・経済図書文化賞受賞)、『日本国の原則』(日経ビジネス人文庫、石橋湛山賞受賞)など多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
一般に、自由と民主主義は戦争に弱く、独裁主義は強いと思われている。だが歴史を紐解けば、むしろ逆である。独裁体制の国は、民主主義国に敗北を重ねてきた。本書を貫くのは「自由と民主主義は、危機においても有効に機能する」という発想である。21世紀において自由と民主主義の強さを証明したのが、ロシアに対するウクライナの抵抗だった。ところがウクライナ人に対し、降伏や「妥協による平和」を勧める信じ難い人々がいる。命懸けの戦いを愚弄する知識人を正し、ロシアの惨憺たる経済力と軍事力、独裁者プーチンの失策を明らかにする。
もくじ情報:第1章 自由のための戦いに冷笑的な知識人たち;第2章 ロシア帝国のコンプレックスと自由のもたらした経済成果;第3章 ロシアの軍事力と経済力;第4章 なぜ民主主義を世界に広げることができないのか?;第5章 独裁者の目的は個人的利益か、誇大妄想のイデオロギーか;第6章 逡巡するフランス;第7章 民主主義国は弱くない;第8章 ロシアへの経済制裁とウクライナ経済の復興