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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
澤田 瞳子(サワダ トウコ)
1977年京都市生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士課程前期修了。2010年『孤鷹の天』で小説家デビュー。同作品で第一七回中山義秀文学賞を受賞。13年『満つる月の如し』で第二回本屋が選ぶ時代小説大賞ならびに第三二回新田次郎文学賞、16年『若冲』で第九回親鸞賞、21年『星落ちて、なお』で第一六五回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 澤田 瞳子(サワダ トウコ)
1977年京都市生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士課程前期修了。2010年『孤鷹の天』で小説家デビュー。同作品で第一七回中山義秀文学賞を受賞。13年『満つる月の如し』で第二回本屋が選ぶ時代小説大賞ならびに第三二回新田次郎文学賞、16年『若冲』で第九回親鸞賞、21年『星落ちて、なお』で第一六五回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
七五六年、大仏を建立…(続く)
七五六年、大仏を建立した先帝が崩御。中臣継麻呂と道鏡は、遺詔の真偽を探ることになるが、浮かび上がってきたのは、帝と母君の尋常ならざる関係や隔たった夫婦のありよう、御仏への傾倒、政の迷走など、死してなお謎多きふるまいと孤独に沈む横顔ばかり―。国のおおもとを揺るがす天皇家と藤原氏の相克を背景に、聖武天皇の真実に迫る物語。