内容紹介：古くは剣聖・宮本武蔵の「五輪書」に書かれていた奥義「うつらかし」。それは、「相手の心を自分の心に合わさせる」ことであるという。一見して不可能であるが、これをどうやって実現するか。その鍵は偉大なる先人たちが異口同音に残した以下の言葉にある。「宇宙天地森羅万象の調和が合気」　（大東流合気武術第36第宗家　佐川幸義）「合気は愛じゃ」　（合気道開祖　植芝盛平）「自分を殺しにきた敵と友達になることが合気道の真髄」　（合気道養神館館長　塩田剛三）「汝の敵を愛せよ」 （イエス・キリスト）
神妙の技の一言下に隠され、明かされる事が無かった武術秘伝が、故炭粉氏、保江氏師弟によって合気の名の下に解かれる！！
もくじ情報：地の巻　体の間術と物理学（間術とは何か；空間と剛体力学；外力と内力　ほか）；水の巻　意識の間術と精神物理学（精神物理学とは何か；意識による空間の拡がり；催眠術と脳幹網様体　ほか）；火の巻　心の間法と唯心論物理学（唯心論物理学とは何か；心が創る世界；量子物理学と波動関数　ほか）

保江　邦夫(ヤスエ　クニオ)
岡山県生まれ。東北大学で天文学を、京都大学と名古屋大学で数理物理学を学ぶ。スイス・ジュネーブ大学理論物理学科講師、東芝総合研究所研究員、ノートルダム清心女子大学大学院人間複合科学専攻教授を歴任。大東流合気武術佐川幸義宗範門人（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）