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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
稲葉 稔(イナバ ミノル)
1955年熊本県生まれ。脚本家、放送作家などを経て、’94年作家デビュー。2020年、光文社文庫「隠密船頭」シリーズが第9回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 稲葉 稔(イナバ ミノル)
1955年熊本県生まれ。脚本家、放送作家などを経て、’94年作家デビュー。2020年、光文社文庫「隠密船頭」シリーズが第9回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
南町奉行所内与力並の沢村伝次郎は奉行の筒井に呼ばれた。用件は自分が裁きを下した事件を再探索してほしいという頼みだった。大身旗本の子息二人が殺められた事件で、その旗本家で槍持ちだった下手人は死罪を待つ状態だが、調べると、やさしくて真面目な人柄が浮かんだ。処刑まで…(続く)
南町奉行所内与力並の沢村伝次郎は奉行の筒井に呼ばれた。用件は自分が裁きを下した事件を再探索してほしいという頼みだった。大身旗本の子息二人が殺められた事件で、その旗本家で槍持ちだった下手人は死罪を待つ状態だが、調べると、やさしくて真面目な人柄が浮かんだ。処刑まで時はない。伝次郎は真相に辿りつけるのか。人気シリーズ、落涙必至の第十弾。