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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
井川 香四郎(イカワ コウシロウ)
1957年、愛媛県生まれ。中央大学卒業。柴山隆司の筆名で書いた時代小説『露の五郎兵衛』で、小説CLUB新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 井川 香四郎(イカワ コウシロウ)
1957年、愛媛県生まれ。中央大学卒業。柴山隆司の筆名で書いた時代小説『露の五郎兵衛』で、小説CLUB新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
神田駿河…(続く)
神田駿河台に屋敷を拝領する直参旗本の大久保彦右衛門は、御書院番頭を勤めている。十二人の子沢山ゆえ、禄高千石といえど、暮らしぶりは質素。清貧を心がける家訓ゆえ、なんとかやっていけている。ある日、近くに住む佐伯主水亮に公金横領の疑いがあると、老中の阿部正弘から調べを仰せつかる。調べが難航するなか、四女の水奈が、主水亮の嫡男が虎之助と夫婦になりたいと言い出し…。