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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
宮坂 力(ミヤサカ ツトム)
1953年、神奈川県に生まれる。1976年、早稲田大学理工学部応用化学科卒業。1981年、東京大学大学院工学系研究科合成化学博士課程を修了(工学博士)、富士写真フィルム株式会社入社。足柄研究所主任研究員を経て、2001年より桐蔭横浜大学大学院工学研究科教授。2005~2010年、東京大学大学院総合文化研究科客員教授。2004年、ペクセル・テクノロジーズ株式会社を設立、代表取締役。2017年より桐蔭横浜大学特任教授、ならびに東京大学先端科学技術研究センター・フェロー。2020~2023年、早稲田大学先進理工学研究科客員教授。専門は光電気化学、有機系の光電変換技術、と…( ) 宮坂 力(ミヤサカ ツトム)
1953年、神奈川県に生まれる。1976年、早稲田大学理工学部応用化学科卒業。1981年、東京大学大学院工学系研究科合成化学博士課程を修了(工学博士)、富士写真フィルム株式会社入社。足柄研究所主任研究員を経て、2001年より桐蔭横浜大学大学院工学研究科教授。2005~2010年、東京大学大学院総合文化研究科客員教授。2004年、ペクセル・テクノロジーズ株式会社を設立、代表取締役。2017年より桐蔭横浜大学特任教授、ならびに東京大学先端科学技術研究センター・フェロー。2020~2023年、早稲田大学先進理工学研究科客員教授。専門は光電気化学、有機系の光電変換技術、とくにペロブスカイト太陽電池の開発。主な受賞には、クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞、加藤記念賞、市村学術賞功績賞、山崎貞一賞、英国RANK賞などがある。2009年にペロブスカイト太陽電池の論文を発表。現在はペロブスカイトの化学組成を改良して効率22%以上の太陽電池を開発している。軽量でフレキシブルなプラスチックフィルム型に作ることができ、太陽光のみならず屋内の照明にも高い効率でエネルギー変換をするペロブスカイト太陽電池は、次世代太陽電池の本命とされ、ノーベル化学賞受賞の有力候補といわれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
ノーベル賞最有力候補者、初めての著作!実用化目前!世界と未来が変わる!誰にも顧みられなかったマイナー技術を大変身させた異色の研究者が明かす元気が出るストーリー!
もくじ情報:第1章 ペロブスカイト太陽電池の大逆転開発物語―桐蔭横浜大学でドラマは始まった(ダメもと感覚で研究していたフィルム型太陽電池;ペロブスカイトって何だ? ほか);第2章 知識ゼロでもわかるペロブスカイト太陽電池―光発電の仕組みと進化(知ってるようで知らない太陽電池;物理と化学の2つの顔を持つ太陽電池 ほか);第3章 不本意から切り開かれた研究者人生―光発電研究者までの道すじ(高校までのデコボコ道;大学で建築の道をあきらめ、研究者へ ほか);第4章 未来を変える研究は意外なところに―化学への誘い(研究を社会につなげる;成果を出しつづける ほか)