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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
木村 友祐(キムラ ユウスケ)
1970年、青森県八戸市生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。2009年『海猫ツリーハウス』で第33回すばる文学賞を受賞しデビュー。「イサの氾濫」で三島賞の候補、『聖地Cs』で野間文芸新人賞の候補、「幼な子の聖戦」で芥川賞の候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 木村 友祐(キムラ ユウスケ)
1970年、青森県八戸市生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。2009年『海猫ツリーハウス』で第33回すばる文学賞を受賞しデビュー。「イサの氾濫」で三島賞の候補、『聖地Cs』で野間文芸新人賞の候補、「幼な子の聖戦」で芥川賞の候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
東京で疎外感を味わい、信じかけた新興宗教にも失望して、史郎は故郷に戻り村議となる。幼なじみの仁吾が村長選に立候補すると、改革の理想を語る彼への応援を約束。しかし県議から弱みを握られ、仁吾落選のための不正工作に加担。心を引き裂かれた史郎の、破壊的衝動を描く「幼な子の聖戦」(第162回芥川賞候補作)。ビルの窓拭きの職人たちを活写する「天空の絵描きたち」。話題を呼んだ2編を収録。