|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
徳齢(トクレイ)
1881年、中国・武昌生まれ。父・裕庚は駐日公使、駐仏公使を歴任。幼少から父の任地を転々とし、1903年パリから帰国後に西太后に女官兼通訳として仕える。1905年、父の死後に宮廷を辞し1911年に初の著作である本書Two Years in the Forbidden Cityを上海で出版。日中戦争中は米国で中国支援活動を行う。1944年、交通事故により死去 徳齢(トクレイ)
1881年、中国・武昌生まれ。父・裕庚は駐日公使、駐仏公使を歴任。幼少から父の任地を転々とし、1903年パリから帰国後に西太后に女官兼通訳として仕える。1905年、父の死後に宮廷を辞し1911年に初の著作である本書Two Years in the Forbidden Cityを上海で出版。日中戦争中は米国で中国支援活動を行う。1944年、交通事故により死去 |
清朝末期の最高権力者・西太后に仕えた女性の迫真の手記。百五十品もの豪華な食事と、自ら演出した芝居に時を費やす贅沢な日常。西洋文化を嫌いながらも、写真機やロシアから来た曲馬団に大興奮。著者に心を許し、戊戌政変や、自ら「生涯唯一の誤り」という義和団の乱の内幕を語る。陰険な宦官、不遇の皇帝・光緒帝の描写も生々しい。
もくじ情報:序の巻;宮中にて;宮中の芝居;西太后との午餐;西太后の覲見;西太后に侍して;宮廷の事ども;宮眷たち;光緒皇帝;皇后様;私どもの服装;西太后と…(続く)
清朝末期の最高権力者・西太后に仕えた女性の迫真の手記。百五十品もの豪華な食事と、自ら演出した芝居に時を費やす贅沢な日常。西洋文化を嫌いながらも、写真機やロシアから来た曲馬団に大興奮。著者に心を許し、戊戌政変や、自ら「生涯唯一の誤り」という義和団の乱の内幕を語る。陰険な宦官、不遇の皇帝・光緒帝の描写も生々しい。
もくじ情報:序の巻;宮中にて;宮中の芝居;西太后との午餐;西太后の覲見;西太后に侍して;宮廷の事ども;宮眷たち;光緒皇帝;皇后様;私どもの服装;西太后とコンガー夫人;西太后の画像;光緒皇帝の万寿節;中秋節;万寿山の離宮;召見の間;新年の行事;海の離宮;結びの巻