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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
鈴村 ふみ(スズムラ フミ)
1995年鳥取県生まれ。立命館大学文学部卒業。2020年に『櫓太鼓がきこえる』で第33回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 鈴村 ふみ(スズムラ フミ)
1995年鳥取県生まれ。立命館大学文学部卒業。2020年に『櫓太鼓がきこえる』で第33回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
17歳の篤は高校を中退し、現実から逃げ出すように叔父の勧めで相撲部屋に呼出見習いとして入門。関取はいないし弟子も少ない弱小部屋の朝霧部屋で力士たちと暮らすことになる。ベテラン呼出の進さんに教えを乞うが、引っ込み思案の篤は本番で四股名を間違えて呼ぶなど、しくじってばかり。焦りや葛藤を覚えながらも、日々土俵で声を張り、少しずつ成長していく。第33回小説すばる新人賞受賞作。