|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
中畑 正志(ナカハタ マサシ)
1957年、長野県生まれ。1986年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修指導認定退学。文学博士(京都大学)。現在、京都大学大学院文学研究科教授。専攻、西洋古代哲学、形而上学、心の哲学、思考の歴史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 中畑 正志(ナカハタ マサシ)
1957年、長野県生まれ。1986年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修指導認定退学。文学博士(京都大学)。現在、京都大学大学院文学研究科教授。専攻、西洋古代哲学、形而上学、心の哲学、思考の歴史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
思想界では近年一段と脚光を浴びる一方で、一般には時代遅れのイメージが付きまとうアリストテレス。本書はこの懸隔に架橋すべく、彼が創出した“探究と知の方法”を示したうえで、人間、社会、自然を貫く議論の全体像と核心を明らかにする。現代人の疑問や違和感に向き合い、「いまを生きる哲学者…(続く)
思想界では近年一段と脚光を浴びる一方で、一般には時代遅れのイメージが付きまとうアリストテレス。本書はこの懸隔に架橋すべく、彼が創出した“探究と知の方法”を示したうえで、人間、社会、自然を貫く議論の全体像と核心を明らかにする。現代人の疑問や違和感に向き合い、「いまを生きる哲学者」としての姿を描き出す。
もくじ情報:1 アリストテレスはほんとうに重要なのか―知的探究の行程=方法;2 なぜ倫理学は月並みなのか―幸福・徳・共同体;3 現代自然科学で十分ではないのか―自然を理解するための知;4 なぜ「心」ではなく「魂」なのか―生きることを基本に考える;5 なぜ形而上学という知が必要なのか―「ある」ことの探究;6 継承・否定・回帰―その後のアリストテレス