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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
井上 浩一(イノウエ コウイチ)
大阪市立大学名誉教授、元佛教大学歴史学部教授。専門はビザンツ帝国史。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 井上 浩一(イノウエ コウイチ)
大阪市立大学名誉教授、元佛教大学歴史学部教授。専門はビザンツ帝国史。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「国家」とは何だろうか。国家を抜きにして成り立たない現代において、この問いへの回答は不可欠である。固有の領土のない国家、元首が日替わりで交代する国家、儀式以外の機能を備えていない国家―。17世紀以前のヨーロッパを対象に、現在の常識からかけ離れた国家のさまざまな姿を描くことで、この問いに迫る。
もくじ情報:序章 ビサンツ帝国という不思議な国(「神の代理人」の栄光と悲惨;固有の領土はない ほか);第1章 都市国家と世界帝国―古代国家のかたち(アテネ―古代ギリシア…(続く)
「国家」とは何だろうか。国家を抜きにして成り立たない現代において、この問いへの回答は不可欠である。固有の領土のない国家、元首が日替わりで交代する国家、儀式以外の機能を備えていない国家―。17世紀以前のヨーロッパを対象に、現在の常識からかけ離れた国家のさまざまな姿を描くことで、この問いに迫る。
もくじ情報:序章 ビサンツ帝国という不思議な国(「神の代理人」の栄光と悲惨;固有の領土はない ほか);第1章 都市国家と世界帝国―古代国家のかたち(アテネ―古代ギリシアの都市国家;アケメネス朝ペルシア帝国―最初の世界帝国 ほか);第2章 都市国家から世界帝国へ―ローマ国家史(共和政ローマ―領土の拡大と国家構造の変化;ローマ帝国の支配体制―ユダヤ州の場合 ほか);第3章 幻の世界帝国と緩やかな封建国家―中世国家のかたち(神聖ローマ帝国―神聖?ローマ?帝国?;カペー朝フランス王国―封建国家の展開 ほか);終章 国民国家への道―マキアヴェッリからナポレオンへ(ルネサンス―国家観の変容;マキアヴェッリと「国家 stato」 ほか)