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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
伊藤 融(イトウ トオル)
1969年広島県生まれ。防衛大学校人文社会科学群国際関係学科教授。中央大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程後期単位取得退学、博士(学術)。在インド日本国大使館専門調査員、島根大学法文学部准教授等を経て2009年より防衛大学校に勤務し、21年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 伊藤 融(イトウ トオル)
1969年広島県生まれ。防衛大学校人文社会科学群国際関係学科教授。中央大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程後期単位取得退学、博士(学術)。在インド日本国大使館専門調査員、島根大学法文学部准教授等を経て2009年より防衛大学校に勤務し、21年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「人口世界一」「IT大国」として注目され、西側と価値観を共有する「最大の民主主義国」とも礼賛されるインド。実は、事情通ほど「これほど食えない国はない」と不信感が強い。ロシアと西側との間でふらつき、カーストなど人権を侵害し、自由を弾圧する国を本当に信用していいのか?あまり報じられない陰の部分にメスを入れつつ、キレイ事抜きの実像を検証する。この「厄介な国」とどう付き合うべきか、専門家が前提から問い直す労作。
もくじ情報:序章 「ふらつく」インド―ロシアのウクライナ侵攻をめぐって;第1章 自由民主主義の国なのか?―「価値の共有」を問い直す;第2章 中国は脅威なのか?―「利益の共有」を問い直す;第3章 インドと距離を置く選択肢はあるか?―「大国」の実力を検証する;第4章 インドをどこまで取り込めるか?―考えられる3つのシナリオ;終章 「厄介な国」とどう付き合うか?