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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
熊倉 功夫(クマクラ イサオ)
1943年東京生まれ。東京教育大学文学部日本史学科卒業。日本文化史専攻。文学博士。京都大学人文科学研究所講師、筑波大学歴史人類学系教授を経て、92年国立民族学博物館教授。2004年退官、同年林原美術館館長(~11)、10年静岡文化芸術大学学長(~16)、16年MIHO MUSEUM館長。17年茶の都ミュージアム館長。茶道史・寛永文化のほかに日本料理の文化史、民芸運動など幅広く研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 熊倉 功夫(クマクラ イサオ)
1943年東京生まれ。東京教育大学文学部日本史学科卒業。日本文化史専攻。文学博士。京都大学人文科学研究所講師、筑波大学歴史人類学系教授を経て、92年国立民族学博物館教授。2004年退官、同年林原美術館館長(~11)、10年静岡文化芸術大学学長(~16)、16年MIHO MUSEUM館長。17年茶の都ミュージアム館長。茶道史・寛永文化のほかに日本料理の文化史、民芸運動など幅広く研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
明治期に衰退した茶道が、新時代の富豪すなわち近代数寄者により復活を遂げる。茶道具への収集熱と茶の湯好きは桃山時代の武将達のようだ。高橋箒庵(義雄)、益田孝(三井物産創業者)、原富太郎(三渓)、根津嘉一郎(鉄道王)、井上馨(外務卿)、藤田伝三郎(財閥創始者)らの足跡を追い、豪放にして耽美、痛快にして洒脱な趣向とその精神を描く。
もくじ情報:明治の青年(明治維新後の茶道界;箒庵高橋義雄 ほか);近代数寄者の誕生(藤田伝三郎の執念;平瀬露香の茶 ほか);数寄者の茶会(茶の湯の羅漢たち;石黒况翁の茶 ほか);数寄者の思想(近代数寄者の庭園観;近代数奇者の建築観 ほか);おらが茶の湯―まとめにかえて(茶の湯は趣味;近代化と茶の湯)