内容紹介：研究者、裁判官、弁護士等が家事法の当面する問題を分析、実務と法理論との架橋を確かなものとし将来の法制度を展望する年報第６号。特集──子の監護（竹内亮・帯刀啓代、西希代子）／学界の動向（大村敦志）／判例解説（最判令和３・３・２５－衣笠葉子、最大判令和３・６・２３－巻美矢紀、最判令和４・１・２８－嶋津元）／当期（令和３年）の家事法裁判例（松原正明）
研究者、裁判官、弁護士が家事法の当面する問題を分析、実務と法理論との架橋を確かなものとし、将来の法制度を展望する、年報第６号。
もくじ情報：第１章　特集―児童虐待（児童相談所における介入と援助の衝突とバランス―実務経験に基づいて；児童虐待と民法―親権法から親子関係法へ）；第２章　学界の動向；第３章　判例解説（判例解説：最判令和３・３・２５民集７５巻３号９１３頁―事実上の離婚状態にある「配偶者」と中小企業退職金共済の死亡退職金、確定給付企業年金・厚生年金基金の遺族給付金の受給権；判例解説：最決令和３・３・２９民集７５巻３号９５２頁―父母以外の第三者と子の監護に関する処分（監護者指定）審判の申立権　ほか）；第４章　当期（令和２年から令和４年）の家事法裁判例

道垣内　弘人(ドウガウチ　ヒロト)
専修大学教授